2020年1月19日日曜日

1月の達人クラブ 落語の達人さんと初笑い!

自由があっても自由にはなれない

達人クラブも最終回が近づいてきた。どのシーンを切り取ってもイイ。事前に自分でプランを持ってきたネズミの仕掛けづくりや、友達との遊びの流れからのひらめきから生まれた秘密基地づくりは、ゼロから遊びをつくり出している。男の子たちの木工作、女の子たちのアクセサリー屋さん、クツとりオニ、こおりオニなど友達との触れ合い、協力や折り合いの中でつくっていく遊び。子ども達は一見自由にやりたいことをやっていて楽しそうに見える。でも暴力や暴言、破壊行為などは止められるし、限られた時間や場所、資源をどう扱うか、友達とぶつかるなどいろいろな条件の中でやりたいことを決め、行動していく。もちろん思い通りにならないこと、失敗してしまうこともある。それでもこの空間の中で自由でいる子ども達は輝かしく、誇れる存在だ。

「この自由をどう使いこなしていくか?」はスタッフとしても問われている。

上手くいくこともあるが失敗もたくさんしている。それでも一歩一歩。

                                                                                                          坂本 亘(もぐら)




1月の達人クラブは、
落語家の笑福亭學校さんに
来ていただきました!

プロフィール
徳島県阿南市羽ノ浦町出身。
銀行員から笑福亭鶴光に弟子入り、落語家になった異色派。
地域寄席・老人ホーム・離島などで上方落語の普及に努める。
過去に弁護士・井口博氏と絶滅の危機にある小動物を助ける環境寄席、
落語会の売上金で中国の小学校に机や椅子を送る希望寄席などを開催。
落語会のほか、人権、平和、家族、国際等のテーマで講演会活動を行う。
玉すだれや腹話術を織り交ぜた、ユニークな漫談・講演活動でも幅広く人気。

午前中はこんな遊びの景色がありました。

 この箱でネズミを取るんだ!と早速罠を仕掛けます。

その相棒はペットボトルの罠を作成。
ちゃんとねずみ返しも付いています。

みんなでひみつ基地!ハンモックを作りました!

ブランコだいすき~!

 靴とり鬼も白熱!

 大きな水たまりのほとりでどろんこキッチン。

アクセサリー屋さんオープンの準備が着々と進みます。

今日のメニューは湯豆腐と野菜しゃぶしゃぶ!
みんなでお鍋は楽しいね!

  
ご飯を食べたら、みんなで達人さんの落語を聴きに行きました。
 
笑福亭學光さん、毎年寄席に来てくれます。

 前座で登場したのは、自由な学校の保護者でもある、
酔払亭のみ助さんです!

やってみようのコーナー!
子どもたちも高座に上がって一人5役を披露しました!

   ふろしきの中から現れたのは…笑福亭小学校くん!

小学校くんと學光さんのコミカルなやりとりに、
みんな大笑い!

 楽しく、そして時には真剣に、落語に聴き入る姿がありました。