2018年1月20日土曜日

好きだから努力できる

1月の達人さんは 

Coffee works 総括料理長 
上本 実さん

~上本 実さん紹介~
まだ自然スクールトエックを立ち上げて間もない頃のこと。青少年センター(現トモニプラザ)内で、代表の伊勢達郎が営んでいた“喫茶たつろう”に面接にやってきた所からが上本さんとトエックとの出会い。そこから喫茶たつろうで働くことになりました。その後”でっち亭” ”珈琲美学”(現Coffee works)の総括料理長となりました。今は総括料理長として各店舗を回りながら、徳島市内の店舗にて、ピッツァ作りに力を入れています。上本さんは、時代によってお客様の求めていることは何かということを、意識しながら仕事をしています。例えば、から揚げひとつにとっても長年働いていると、から揚げ作りとはこうだ!と考えが固定化してしまう。そこで若い人たちに人気のコンビニのから揚げをヒントに、どんな味付けが好きなのか、そこにある魅力、他にも盛り付けの視点など・・・日々探求と研鑽を繰り返しています。上本さんがそこまで仕事に打ち込めるのはなぜですかと質問すると、「やっぱり僕は(料理を)作るのが好きなんですよ。好きなこじゃないと努力は続けられない。自分の好きなことで仕事をさせてもらえることはとても幸せなこと」と語ってくださった上本さんの言葉に純粋性や憧れを感じさせられました。

 今回は焼飯と
スイーツづくりに挑戦!!

プロの技の凄さ体感

焼飯を作るのに、玉ねぎのみじん切りを披露して

くださった瞬間「オーッ!」「すげぇ~」と感嘆とも

驚嘆とも分からない興奮状態。切るのが早いのは、

勿論のことカットされた玉ねぎの美しさに釘づけでした。




うっとりするような技の数々・・・

焼飯を作るまでの上本さんの一連の動作に無駄もなく、

惚れ惚れとしてしまうようなひと時。

焼飯をパラパラにするためにフライパンを振るシーンは、

子どもたちにとても印象強く残り、どろんこ料理で練習するほどでした。


上本さん特製焼飯

アツアツの焼飯みんなで試食させてもらい、

みんなが口々にうまい!おいしい!

の声が溢れてれていました。


オムライス作りも実演!!




盛り付けの美しさに一同感動!!

一枚の白いお皿がキャンバスのように・・・と

色鮮やかにフルーツや生クリームが盛り付けられていく


上本さんのスイーツ幸せ いっぱい。




今回のお昼ご飯は焼飯を自分達で調理!!


自分の作ったご飯じっくりと味わう。



俺の焼飯

高学年の男達も腕を振るいます。


オムライス作りにも挑戦!





料理をするって楽しい

「あーっコショウ入れすぎたー!!」

「次はご飯入れるっと・・・あーっタマゴ入れるの忘れてた~!!」

ドタバタの低学年キッチンでしたが、

楽しそうに料理をする子どもたちの表情が光っていました。




食卓を囲む幸せ

「焼飯パラパラにできてよかったなぁ~俺のおかげやろ(笑)」

「ちょっと焦げたけど、美味しいな」自分達でやってみること、

食卓を共に囲む幸せをじっくりと味わうことができました。



今度はスイーツ作り♪

自分達でデコレーションしていきまーす!!


フルーツカット

達人さんをお手本にしながら丁寧に仕上げてくれました。



おばけホットケーキの完成!










女子会

綺麗に彩られたスイーツと一緒にお話も弾みます





俺のスイーツ作り

女子たちが作っていたスイーツを見て、

触発され創作スイーツを作りました。


上本さんの仕事道具

上本さんが料理人になった頃からずっと使っている包丁。

料理人で大事にしている毎日の包丁研ぎ。

ペティナイフは原型から形を変え上本さん仕様の形となりました。

子ども達は包丁研ぎも実際に見せてもらいました。


2018年1月19日金曜日

1月の達人クラブ


それぞれのやりたいことを大事にするのが
トエックのキャンプ。
今月もトエック農園で様々な遊びが生まれました。
その様子の一部をお伝えします。


こおりだ~!!

朝来て一番、水たまりに氷が張っているのを発見!上に乗ってすべったり、窓ガラスのように大きなカケラを取り出してはみんながいる所に自慢げに持って来ていました。

「この前まで、ここでドロンコしてたんやな・・・。」


焚き火が本当にありがたい季節。足湯をするために、2人でお湯を沸かしていました。


ワルモノ、逮捕!牢屋につれていくぞ!


ロープで囲えば、そこがサッカーコート!トエック農園の空は広い。


料理の達人・上本さんをマネしてフライパンを振る。
ドロンコ炒飯を炒める表情は、真剣そのもの。
「釣りがしたい」という声を拾って、「いいね、行こう!」。
ミミズを捕まえて、釣り道具を準備して近くの川へ。少人数で出かけました。
時間帯のせいか、1匹しか釣れなかったのですが、子どもたちは満足気。

最後は時間いっぱいまでドッジボール!
男女も、学年も混じって投げあいました。
周りに置いてあるコンテナなどは、コートの境界線です。



達人クラブの子どもたちの間に流れている空気は、回を重ねるごとに
ますますイイ感じになっていっているなあと思いました。
みんな別々の遊びをしていたって平気。
バラバラのように見えるけど、どこかでお互い意識しあっている。
そして、時にはドッヂボールのような集団での遊びも生まれる。
そんな<多様性>と<調和>のある場を子どもたちと一緒につくっていきたいと思っています。

ゴロ(鈴木 秀明) 


来月の達人クラブは
2月3日(土)です!