2019年1月25日金曜日

1月 達人クラブ

小雨が降る中始まった1月の達人クラブ。
子どもたちは、雨も寒さもなんのその。

あらかじめ決められたプログラムがなく、
自分の「今やりたいこと」をやっていくTOECのフリーキャンプ。
だからこそ多様な遊びが生まれ、混じり合い、広がっていきます。
今回も一日の中で様々な遊びが生まれました。
少しですが、様子をお伝えいたします。

頭の中のイメージを頼りに作っていく。
真剣な眼差し。

角材をナイフで削って「球」にする。
午前も午後もずーっと。
集中力・根気強さにあっぱれ!

「12月の達人クラブで作ったのが面白かったから」
今日もやりたいと始めた。
毎月来ているからできること。

広場では穴掘りが始まった

交代して掘ったり、横に道を作ったり。



道ができたら水を流す!
水が流れていく様子は何度やっても面白い。

足が滑って靴が濡れちゃった!
着替える前に「えーい!入っちゃえ!!」


恒例のたたかいごっこ

ごっこ遊びのイメージはどんどん広がっていく

トエック農園にある赤い実やかわいい花を摘んできた

冷えた身体に焚火は嬉しい。

お昼ごはんのお米をかまどで焚く。
何年も続けて来てくれている6年生。
火の番も安心して任せられる。


お部屋では小さなサッカーが始まる

こちらも恒例のくつとりおに

両足とも靴を取られてしまって待機中




卓球も恒例になっている
メンバーは入れ替わり立ち替わり。
ルールも順番も、その場にいるメンバーで
やりとりしながら決めていく。


本物のスイーツ作りの合間に
どろんこキッチンでもスイーツ作り。
型抜きしたどろに、トロトロのどろを重ねて
装飾までしていく

食べたくなるくらいおいしそうなどろんこスイーツ


焚火のそばでは「カイロ屋さん」が開店

いい具合に炙った木がカイロになる。
「あったかい~」とみんなから好評。

農園で採れた無農薬野菜たっぷりのお昼ごはん。

2019年度 あそびの達人クラブのメンバーを募集します!!



2019年1月15日火曜日

1月達人タイム お菓子づくりの達人・佐藤紀与美さんとマクロビスイーツづくり!

1月達人タイムは

お菓子づくりの達人 佐藤紀与美さんと

マクロビオティックスイーツづくり!



佐藤紀与美さんプロフィール

TOECの小学校・自由な学校のOBペアレンツ。現・自由な学校のキッチンスタッフ。通称ウーロン。
自身のアトピー性皮膚炎を治すため、マクロビオティック(食事や手当で身体を整える方法)の勉強を始める。
生食協会初級~上級コース、オーガニックベースなどで勉強し、卵や乳製品を使わないマクロビオティックスイーツに出会う。
現在、「ナチュラルスイーツ工房まんまぁる」として活動中。自身の工房でスイーツ作りや料理教室を開く。



Let'sクッキング!

この日は、子どもたちからリクエストのあった「タルト」「クッキー」「スコーン」「スポンジケーキ」をつくっていきます。


  
意欲満々!エプロンを持参した子もいました。
型抜きクッキー。型を抜き終わった生地でエプロンなど子どもたちはオリジナルな形もつくっていました。 ハート型を抜き続ける子など、一人ひとりのセンスが光ります。  
クッキー生地はタルトの生地にもなりました!
卵や乳製品を使わないマクロビオティックスイーツでは、クリームは豆腐でつくりました。

「夢がひとつ叶っちゃった~」

マクロビオティックでは「ひとつのものを残さず丸ごと食べること」を大切にしているとのこと。ボールに残ったクリームはヘラで無駄なく集めて「いただきます!」集めてスプーンに一杯になったクリームを食べた子から一言。「夢がひとつ叶っちゃった~」

 
「スポンジが膨らむところが見たい~」とオーブンをのぞいています…


スポンジが焼き上がりました。いい色!歓声があがります。 


焼き上がったスポンジを切り分けます。「今日の人数は…。」「どうやったら均等に切れるかな?」遊びの中で子ども達が自分で考え、行動していくことをスタッフはサポートしています。

今日のおやつ完成!!


飾り付けをして完成!おやつは、さよならミーティングでみんなで頂きました。

 

 佐藤さんは、マクロビオティックの「一物全体」(自然の恵みを残さず丸ごと食べる)という考え方を、ボールに材料を残さないことや、漏れのない豆乳の注ぎ方など…実践を通して、やさしく子ども達に伝えてくれました。
 通常、午前か午後という時間枠で行われる達人タイムでしたが、今回はなんと丸一日!佐藤さんはケーキを冷ましている間、子ども達とどろんこ料理までご一緒して下さいました。達人タイムの枠を超え、一日通して子ども達と過ごす佐藤さん。おやつ作りのタイミングも子ども達と声をかわしながら決めていました。子ども達の主体を尊重する佐藤さんの存在で、子ども達の意欲は増すばかり。ある子は、おやつ作りを終えレシピを片付けの時間ギリギリまでノートに書き写していました。
 楽しい!美味しい!佐藤さんとのスイーツ作りでした。