2019年3月13日水曜日

カッコイイに理由なんていらない

あの!ジャッキーチェンに映画「酔拳」で武術指導をした范先生がやってくる!!というと大抵の大人は「えっ!?すごーい!!」となるが、(自分も同じく)今の子供達は「酔拳」など見たことがなく、子供達のココロには届きにくい。たたかいごっこが大好きな子供達はたくさんいるが、中国武術と聞いてもイマイチぴんとこないのだ。なので興味のない子ども達は「ブランコしてくるわー」とか、シャベル片手にどろんこ料理をする。だが、そんな子ども達も范先生の演武が始まると、パッと顔が上がったり、遊びながらチラチラとこちらを見ている。范先生の動きにはキレやしなやかさ、美しさがあり見ている子どもも大人も自然と拍手や歓声が起こる。思わず拍手や歓声が起こるとはまさにこのことだ!やっぱり子どもはホンモノとか凄いものは習性的に嗅ぎわけているのか?!

最終回の達人タイムも充実した時間となりました。一年間ありがとうございました。


 今年度最後の達人さんは

中国武術の達人 范永輝(はんえいき)さん

あの!ジャッキーチェンに映画「酔拳」で武術指導をしたことも!!


范永輝さん プロフィール

1973年 中国西安で生まれ、6歳で中国武術を始め、15歳の時、武術代表団として来日。
1990年  全国武術大会(全中国プロ武術家大会)で棒術優勝
       九節鞭で3年連続優勝など全ての種目で優秀な成績を修める。海外遠征も多数
2001年 徳島大学大学院終了後、四国大学生活科学部児童学科講師となる。

主な資格
  武英級(中国武術最高位)  武術国家一級指導員   武術国家一級審判員

九節鞭(きゅうせつべん)の演武を披露

范先生が九節鞭を持てば自由自在に操り、子供達の歓声が沸き起こる。
なぜ九節鞭と呼ばれるのかその所以や、どんな武器でどうやって敵に攻撃したのかまで詳しく説明してくれました。武器やたたかいごっこ好きの男の子にはたまりません!



一同釘付けに

范先生はいとも簡単にやっているが、
さて実際はどうなのか子供達も挑戦!!


九節鞭の修行

九節鞭を扱う上での修行を実際に体験。
自由自在に操り…とはいかず。でも一生懸命やっていると、
見ている子供達から「頑張れー」と
声援がおくられ、少しづつ上達。


挨拶も修行の一つ

九節鞭を扱うだけでなく、挨拶(礼儀)は中国武術だけに限らず、
他の分野においても基本中の基本。
「しっかりと胸を張ってー!」と
范先生に声をかけながら、しっかりと構える。


あまりにも綺麗にできたので…

「おぉ!いい構えですねぇ!」と范先生からお褒めの言葉を貰う。
范先生から「記念写真を是非!!」とのこでこの一枚!!


カラダで覚えていく

九節鞭を扱いながら徐々に
使いこなせるようになってきました。




他の子達もどんどん挑戦!!

九節鞭をに触れられること、
范先生にみてもらえること、貴重な体験です。




粘り強く

九節鞭の扱いは容易ではありません。
「あきらめずにやってみましょう!それでもが大事!!」と
子供達を温かく見守る范先生。


カンフー体操で体を動かしてみよう

范先生の動きを真似て一緒に
パンチやキックなど一連の動きをやってみる。


 



すべての動きに意味がある

カンフー体操の動きにも敵が攻撃してきた時に
どう動くかの意味がある。
范先生に向かっていくスタッフのパンチも
簡単にいなされる。






子供達の気合が空に届く

気持ちの良い天気の中カンフー体操で体を動かした子供達。


2019年3月7日木曜日

3月達人クラブ

今年度最終回の達人クラブ。
最後のミーティングをいつもより長く聴きあう時間をとりました。
スタッフ「達人クラブ、どうだった?」
子ども「自由がよかった」
子どもたちはここで「やりたいこと」を自分に問い、自分で決める。そのことを何より喜び、楽しんでいました。

やりたいことをやる中で「どうしたらいいのか」ではなく「私はどうしたいのか」が問われます。それはいい悪いという評価から離れて、自分を生きるレッスンです。こうした遊びはどんなに考えられた教育プログラムよりも、子ども達の主体性を育む機会になっています。創造力・想像力を湧き上がらせ遊びをつくり、遊びの中で人と調和的に生きることを学んでいきます。


また、年間通した活動で、仲間との出会いも魅力の一つ。年間通して関わることで、子どもたち同士・子どもたちとスタッフとの関係性も深まります。
今回、大きなおうちの片付けに手こずっていると、その遊びをしていなかった子たちも片付けの手伝いにかけつけてくれました。
6年生の子がスタッフへ「俺の卒業式に来てよ」とのお誘いがあったり。

変革期をむかえている現代、自分の人生を主体的に生きるチカラを、そして人や自然とつながり生きる喜びの実感が、キャンプで育つことを願っています。 
子どもたち・スタッフが仲間となり、育ちあう関係を築けたことに感謝です。
一年間ありがとうございました。



農園のあちらこちらにチラシを発見!




チラシのお店に行ってみると…
お店は、木片のお金を払うと演奏をしてくれるというもの。
演奏に盛り上がり、「アンコール!アンコール!」と盛り上がっていました。

高学年はスポーツに熱中する姿がありました。
卓球。ネットもなく、ルールはその場や相手によって子どもたち同士が相談しながら試合がすすんでいきます。


午後からはドッヂボール。田んぼの広すぎるコート。場外したボールをとりに行くのは一苦労。
しかし、そんな多少の困難はなんのその。2時間弱、熱意は落ちぬままドッヂボールは続いていました。



こちらは低学年の女の子。草ロールに乗り、ドライブ中。
想像力を使って遊びこむ姿。想像力を使えばなんだってできちゃいます。


ハイレベルなどろんこ料理も!



こちらでは、板を組み合わせて基地が完成!

自分たちで作った場所でお昼ご飯を頂きます。
美味しさ、格別です。

本日のメニュー
TOEC有機無農薬・ごはん
煮物
新物ワカメの酢の物
豆腐と白菜のおみそ汁
自家製たくわんとブロッコリーの小鉢
TOEC農園さん有機無農薬野菜がふんだんにつかわれています!


 2019年度、遊びの達人クラブメンバーを募集中です!
お申し込み・お問い合わせはトエック幼児フリースクールまで。
tel:0884(23)4807

※お電話は平日、15時以降にお願いします。