2020年6月19日金曜日

5月の達人クラブ 釣りの達人と、海へ。



5月の達人クラブは釣りの達人である
小畠清治さんが来てくれました。


小畠さんは、小学生の頃から釣りが大好きで、30歳に徳島県釣り連盟の名門「徳島釣ろう会」のメンバーになりました。今までに釣った大物はなんと!!チヌ54cm、グレ57cm タイ60cm公式の釣り大会で入賞し、バッジをとったこともあります。



小畠さんは魚拓の絵を子どもたちに見せながら、
釣りってものすごく頭を使う。だからこそ、
その為に100通りの攻めのパターンを考えておく必要があるのだと語った。
また、釣りが釣れるか、釣れないかは
魚のキモチになることだよ。ということを教えてくれました。
イメージのスポーツなんだよという話があり、
みんな食い入るように聞いていました。



子どもたちは「魚が何食べたいかなー?」って考えたり、
「ここに泳いできそうだなー。」って思ったり

さぁ、海へ!行ってみよう。



笑いが止まらないぐらい

たくさん釣れました!!

なんとその数90匹!!









 
釣った魚は子どもたちとさばいて唐揚げにしました。






一方農園で過ごした子どもたちは・・・


椅子をつかって農園の田んぼ中に線路を書いた子。

「見てみて。坂を降りるときだけ手伝ってもらったけど、
全部一人でやったよ。」誇らしげな表情。
女の子たちがやってきて「なにこれ!面白い!」と
線路に沿って田んぼを何周も走る。


線路を作った男の子も一緒になって走り出す。







ヤマモモが豊作。ヤマモモとりが遊びに。



採ったヤマモモを食べれるお店も開店!




「なつぞらやさん」パート2

前回の達人Timeのお店屋さんが面白かった2人は
続けてお店屋さんづくりをしました。

      女の子たちはヤマモモゼリーをつくってみんなにふるまいました。







やっぱりどろんこ遊び!



サッカーも盛り上がりました。



大人数でのサッカーを土手から見る二人の子。

「サッカー、一緒にする?」声をかけると「いい。見てるだけ。」との返事。
見ているのが二人の今にとってちょうどよいのだろう。
試合の展開にワクワクしながら、いい表情でみている二人。
二人の空気はとても穏やかで、かつ、二人はとても楽しそうだった。
見ててもサッカーしているんだなと感じた。

遊びが鬼ごっことなると立ち上がり、大人数の中に入って走り始める二人。
自分のタイミングで、やりたい気持ちが溢れて走り出す姿。
その純粋さが気持ちいい。

鬼ごっこはなんとも楽しそうに展開していった。

「サッカーを見ているだけの二人」をどうみるか。
「見ているより、やったほうが面白いから」とか
「なにか心配なことがあって大人数に入れないのでは?」


大人の思惑でその子を問題がある子として見ることや、
大人の関わり一つで一人ひとりのペースを壊すことも簡単だ。

「二人は見ている方が楽しい人」なんて決めつけてしまうのも違う。


達人クラブでは、子ども一人ひとりの存在や
その子のペースを大切にしたいと思っています。
「やりたいこと」をやる「フリー(自由)なキャンプ」の中で、
子どもたちが誰かの思惑や期待に応える必要もなく、
誰かにきめられる(きめてもらう)でもない。
自分の心で決め、考える「自由」。

その営みを保障し、寄り添いたいと思っています。