5月の達人クラブは釣りの達人である
小畠清治さんが来てくれました。
小畠さんは、小学生の頃から釣りが大好きで、30歳に徳島県釣り連盟の名門「徳島釣ろう会」のメンバーになりました。今までに釣った大物はなんと!!チヌ54cm、グレ57cm タイ60cm。公式の釣り大会で入賞し、バッジをとったこともあります。
小畠さんは魚拓の絵を子どもたちに見せながら、
釣りってものすごく頭を使う。だからこそ、
その為に100通りの攻めのパターンを考えておく必要があるのだと語った。
また、釣りが釣れるか、釣れないかは
魚のキモチになることだよ。ということを教えてくれました。
イメージのスポーツなんだよという話があり、
みんな食い入るように聞いていました。
子どもたちは「魚が何食べたいかなー?」って考えたり、
「ここに泳いできそうだなー。」って思ったり
さぁ、海へ!行ってみよう。
笑いが止まらないぐらい
たくさん釣れました!!
なんとその数90匹!!
釣った魚は子どもたちとさばいて唐揚げにしました。
一方農園で過ごした子どもたちは・・・
椅子をつかって農園の田んぼ中に線路を書いた子。
「見てみて。坂を降りるときだけ手伝ってもらったけど、
全部一人でやったよ。」誇らしげな表情。
女の子たちがやってきて「なにこれ!面白い!」と
線路に沿って田んぼを何周も走る。
線路を作った男の子も一緒になって走り出す。
ヤマモモが豊作。ヤマモモとりが遊びに。
採ったヤマモモを食べれるお店も開店!
「なつぞらやさん」パート2
前回の達人Timeのお店屋さんが面白かった2人は
続けてお店屋さんづくりをしました。
やっぱりどろんこ遊び! |
サッカーも盛り上がりました。
大人数でのサッカーを土手から見る二人の子。
「サッカー、一緒にする?」声をかけると「いい。見てるだけ。」との返事。
見ているのが二人の今にとってちょうどよいのだろう。
試合の展開にワクワクしながら、いい表情でみている二人。
二人の空気はとても穏やかで、かつ、二人はとても楽しそうだった。
見ててもサッカーしているんだなと感じた。
遊びが鬼ごっことなると立ち上がり、大人数の中に入って走り始める二人。
自分のタイミングで、やりたい気持ちが溢れて走り出す姿。
その純粋さが気持ちいい。
鬼ごっこはなんとも楽しそうに展開していった。
「サッカーを見ているだけの二人」をどうみるか。
「見ているより、やったほうが面白いから」とか
「なにか心配なことがあって大人数に入れないのでは?」
大人の思惑でその子を問題がある子として見ることや、
大人の関わり一つで一人ひとりのペースを壊すことも簡単だ。
「二人は見ている方が楽しい人」なんて決めつけてしまうのも違う。
達人クラブでは、子ども一人ひとりの存在や
その子のペースを大切にしたいと思っています。
「やりたいこと」をやる「フリー(自由)なキャンプ」の中で、
子どもたちが誰かの思惑や期待に応える必要もなく、
誰かにきめられる(きめてもらう)でもない。
自分の心で決め、考える「自由」。
その営みを保障し、寄り添いたいと思っています。
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