2021年12月23日木曜日

12月 山田工務店 大工技術 「くむんだー」

 


山田文夫さん 紹介

山田工務店代表取締役社長・一級建築士

県内産を中心とした国産木材を100%使用し、機械的な処理ではなく、

一本一本大工による「手刻み」で仕上げる、こだわりの家づくりをされています。

モットーは「ウチと施主さんの関係には終点がない」です。

建てるだけでなく、修理やメンテナンスも含めて行い、

住む人に愛着をもってもらうことを願いながら取り組んでいます。









 まずは、鉋削りを体験。
皆、真剣な表情。




 次はいよいよ木のジャングルジム作り。
木をはめ込み、クサビを打っていく。

 
 こちらも皆真剣な表情。


 遂に完成!
みんなで記念撮影。

   これだけの人数にも耐えられる。
   木だけで作ったとは思えない強度。








ジャングルジムの上で鬼ごっこ。







下の広場ではサッカー。
元気な声が響いている。






 各々工作。隣では一輪車ベットで昼寝。




 達人さんと一緒に縄跳び。
とてもうれしそう。





 リヤカー タクシー?人力車?が登場。
この後大活躍。色々なメンバーが乗った。







 今回の達人クラブも、様々な遊びがそれぞれの場所で生まれていた。工作、焚き火、縫い物等々…。それぞれが自分のやりたいことをやっている。

高学年チームは奥の木登りに基地を作る。ロープを張り巡らせ、トラップを作る。そして、「ミッションインポッシブルのレーダーみたい」という言葉から、そのロープに当たらないように宝を採る、という遊びが始まった。そこでさらに工夫が加えられる。宝を取る役と、宝をロープで空中に浮かせたりする役に分かれて遊ぶ。これがまた面白い。

広場では作ったジャングルジムを使って、ジャングルジムオニごっこをしたり、ケイドロの牢屋に使ったりと、様々な遊びが生まれている。皆上手に遊ぶもんだなと感心した。

また、どの遊びも色々なメンバーが交ざり合って遊ぶことが増えてきている。回を重ねるごとに、メンバーに対する安心感や遊びたさが増してきている事がとても嬉しい。

 2学期の達人クラブが終わった。残すはあと3回。3学期も、共にいい時間を過ごしましょう。それでは皆様良いお年を。3学期もよろしくお願いいたします。

自然スクールトエック 北野(むっちゃん)
 

2021年12月1日水曜日

11月の達人クラブ 落語にみんなが引き込まれた

 

11月の達人クラブは、

笑福亭學光さん
来ていただきました。


みんなこの日をとっても

楽しみにしていました!!



落語を達人クラブで聞けるのは

2年ぶりになります。




達人さんの紹介


~笑福亭學光さん~


徳島県阿南市羽ノ浦町出身。
銀行員から笑福亭鶴光に弟子入り、
落語家になった異色派。
地域寄席・老人ホーム・離島などで
上方落語の普及に努める。
過去に弁護士・井口博氏と絶滅の危機にある
小動物を助ける環境寄席、
落語会の売上金で中国の小学校に
机や椅子を送る希望寄席などを開催。
落語会のほか、人権、平和、家族、
国際等のテーマで講演会活動を行う。
玉すだれや腹話術を織り交ぜた、
ユニークな漫談・講演活動でも幅広く人気。





達人タイムは、午後からなので
まずはそれぞれ遊びます。



ミーティングで、釣りにいきたいという声が出て

近くの那賀川へ行きました。






釣りをしている間に
「なんか飛び込みたくなってきたなあ」
という子どもの声。

大学生カウンセラーのマロニーも一緒に

川に飛び込み、元気いっぱい遊びました。


魚も釣れたよ!







その頃、農園では!



高学年の男の子たちから
いろんな遊びをしたい。

という声があり
集まったメンバーでまず

『野球』を
始めました!!



田んぼにベースを置き、
チームを作ってゲームをしました。






『お絵描き』




青空の下で、絵を描いています。









『工作』




竹や木を使って

つくるのが面白い!



木でバターナイフを

つくっています。











『ウクレレで音を奏でる』



心地よい音色~♪











『たき火で遊ぶ』




使えなくなった

木の箸の先をたき火で焼いて木に書くと

”えんぴつ”になることを発見。

次々アイディアが浮かび、「鉛筆」の他に

たき火の灰をつけて「消しゴム」、

木で「紙」を用意していました。


『文房具のお店屋さん』

セット販売をすることにし、

”鉛筆セット”と命名





試し書きが好評で、

「書いてみたい」という子が

集まってきました。









『どろんこ料理』



ケーキのタワーを作る女の子2人。

とっても丁寧に形どり、

田んぼの土を持ってきて

網で濾してさらにトロトロに。




極上のトロトロに仕上がったものを

タワーの上から垂らす時には、

「うわーーーー!!!」と歓声が上がり

作る側も見る側も楽しんでいました。









『ブランコ』

 


竹を使った手作りのブランコが完成。

「楽しい!」









午後からは・・・


午前中やっていた男の子たちの野球に
女の子達が混ざって行いました。



田んぼから田んぼを超える

大大大ヒットや、

女の子も打席に立って

打っていました。




守りと攻めを交互に行い、
点をとったり、とられたりというのが
面白くなっていきました。


野球を初めてやった子たちもいて、
それぞれが自分のペースで

野球を楽しみ、
男女が混ざったチーム戦で
楽しい雰囲気でした。







午後、

達人TIMEが始まりました。





みんなが、
笑福亭學光さん
釘付け。




子供たちは、笑い転げ

身体を弾ませながら

聴き込んでいました。











子どもたちの声で
出てきたものを
即興で取り入れて

落語をしてくれました。


さらに、噛んでしまいそうな

長い言葉を3~4回繰り返す

「金明竹」という落語をしてくれました。




~學光さんの腹話術~

笑福亭學光さんと
小學光くんとの
やりとりが面白い!






酔払亭のみ助さんも
前座で落語TIME。



みんな楽しそう!!!!





笑福亭學光さん、

酔払亭のみ助さん、

子どもたちとの楽しい時間を

本当にありがとうございました。






キャンプの始まりに全員集合でする

はじまりミーティング。

「お話ししたいこと」「困っていること」

「やりたいこと」をそれぞれ聴きあいます。

今回、「お話し、困ったことある人ー?」と尋ねると

「最近遊んでてケガした」と少々痛いお話しが出ました。

その話を聴いて、他のメンバーも

「俺も最近ケガした」と話し出します。

他にも「川に釣りに行ってフナ釣った」

「このあいだね…」と次々とお話ししたいことが出てきました。

「そんなことがあったんやねえ」

「それは嬉しいねえ」「痛かったねえ」

とみんなで聴き合い、大事にします。


達人クラブの5月当初よりも

このミーティングの場が

安心してお話しできる場、

誰かの話を聴いてもっと話したくなる場

になっていることを実感したミーティングでした。

回を重ねるごとに変化があり、

達人クラブの一日もよりよくなっていることを

感じ、嬉しく思います。