2017年6月8日木曜日

「礼に始まり、礼に終わる」達人道

中国武術

范永輝(ハンエイキ)さん

プロフィール

武英級(中国武術最高資格)

九節鞭においては優勝

日本のスポーツで例えるなら

国技である相撲の横綱といえば分かりやすいでしょうか

さらに人口も多い中国でのトップにたつ方です











      まずは身体を整えるための     

八段錦(はちだんきん)

 太極拳の中でも準備運動としての役割がある。ゆっくりと呼吸をしながら、
様々な部位をのばしていく指導して下さるのは 三浦祥子さん。
動作はゆっくりなのだけど、 なかなか思うように身体が動かない






カンフー体操



1 健康のため

2 身を守るため

3 コミュニケーションのひとつとして

の役割がある



音楽に乗せてやると、動きがすばやくてなかなか難しい

実は一つ一つの動きが攻撃から身を守り、相手をくみふす為の技となっている

流れに乗っていると、美しい舞のようだ

意味が分かると、皆「へ~!!」と納得の顔




いよいよ軟器械をつかった技を見せてもらう




三節棍(さんせつこん)   
三つの棒がそれぞれ鎖でつながっている


地面にたたきつける基本動作


簡単なようでむずかしい


自分に跳ね返ってきてしまう・・・




「やってみたい人?」

「・・・」

自分に跳ね返るのを見るとちょっと及び腰のみんな



    流星錘 (りゅうせいすい)
 ひもの先端にゴムボールがつながっている


まるでボールが活きているように右に左に操る范先生

本番の演武では、ひもの部分は鎖でできていて、ゴムボールの部分は鉄球なのだそうだ

范先生はこの種目をあらためて習得中


中国武術をはじめて30年以上経つ范先生

続けてこられたのは「原動力」があったから

それは少しずつ変わって今に至ると范先生は語る

「つよくなるため」「技を磨くため」

「スポーツとして人とのコミュニケーションを図るため」

そして今は

「家族のため」

ひとつの道を極めてもなお鍛練を続ける真摯な姿をみて

技以上のものを学ばせて頂きました





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