2017年12月8日金曜日

「遊び」が道となる

12月の達人さんは

凧の達人矢部照之さんとヤヱ子さん

凧を作り続けて30年

凧作りのきっかけは娘さんの宿題で
出された『たこづくり』の手伝いからはじまる。
それから独自で研究を重ねて様々な凧を開発。
例えば、縦に並ぶ連凧は一般的だが、矢部さんの作るのは
は横に並ぶ世界初の連凧。「アーチカイト」だ。
その他に、シャボン玉を出しながら、空を舞うユニークな凧もある。
今回子どもと作る凧はシンプルな構造で
よく揚がるという「グニャグニャ凧」。
素人だと、よく揚がる凧を作ることでさえ神経を使うのに、
更に細やかな所まで、達人さんのこだわりが随所に見られた。
まず、矢部さんの作るグニャグニャ凧の紙は
破れにくく、多少の雨に濡れても平気。(紙とビニールが混ざった特別な物)
染料も雨に濡れても流れにくいものを選び、色の濃さにまで気を配っている。
矢部さん夫妻が長年の試行錯誤の末に辿り着いた一品です。






グニャグニャ凧をつくってみよう!

水を得た魚のように夢中になって描いていく。


大切なボクの一品

鉛筆で下書きした後の縁取りも慎重に
ゆっくりとペンをはこばせていました。

じっくりと・・・

図鑑をみながら、あっ!これも描きたくなったと
ワクワクがどんどん溢れ出してくる


いよいよ色付け

特別な染料も色が濃すぎると空に揚がった時に
只の真っ黒な絵に見えてしまう。
そのためヤヱ子さんが染料を水でちょうどいい具合に
薄めてて下さり、子どもたちは自由に描くことができました。

自慢の一品 part1


自慢の一品 part2

遂に大空を舞う

凧を揚げるには絶好の日でした。






次々と揚がる子供たちの凧

「やったー!ありがとう!矢部さん」「めっちゃ凧とんだよ!」
自分の作ったものが大空を舞い子どもたちは大喜びでした。


連凧登場!!

最後に、スダチ君、阿波踊りの女ver.の合計20枚の連凧が
トエックの青空へと舞い上がる。
左右対称じゃなくても凧は揚がるという
矢部さんの遊びつくしたからこその達人の一言にも驚かされました。



2017年12月7日木曜日

12月達人クラブ

快晴の中での達人クラブ。
今回もあそびが次々と生まれました。


毎回達人クラブでたき火をする。
今ではすっかり手慣れて、たき火の番を任せられるほどに。
料理をするスタッフはいつも助かっています。

紙を切ってホッチキスで止めて
2人だけの秘密のノート作り。

長縄で8の字

どろんこキッチンのレストラン。
本当に料理しているかのような手つき。

ドロやサラ砂、水の量を使い分けてつくっていく。
お見事。

いざ出航!!
この道を通ってあっちまで行くの!

「トエック行きたくない」という朝でしたが、
そんな気持ちもだんだん解きほぐされていきました。

不思議な形のハンモック。
フツウに囚われない発想。
既成品ではなく、あるものを使って作る力。
自分でやってみる意欲。

初めて「習字」というものをやってみた1年生。
隣の6年生がどうしているかをじーっと見て観察。
そして自由に書き始める。

ケタケタ笑いながらの習字。
学校では書く文字決まってるもんね。

こちらは真剣に。
たたかいごっこのチーム決め。

たたかいごっこの武器を作成中!?
イメージ通りにあっという間に作り上げる。


スタッフ・もぐらとのたたかいごっこは大盛り上がり!
「もぐらを捕まえろ!」と広場を走り回る子どもたち。
飽きることなく続く続く。


田んぼでは大人1人対子ども2人のサッカーも。
なかなかいい試合で楽しかったそう。

今までとは違ったメンバーで遊びが展開していた12月の達人クラブ。はじまりミーティングや、さよならミーティングもお互いの話を聴きあえるような場になってきました。今年度の残り3回も、いい時間にしたいです。