2020年12月11日金曜日

12月 の達人クラブ COFFEE WORKS 上本実さんとスイーツ作り

 12月の達人クラブは、料理の達人TOKUSHIMA COFFEE WORKSの総括料理長  上本 実さんにお越し頂きました!!







上本実さんプロフィール
今から約30年前...青少年センター(現トモニプラザ)にあった「喫茶たつろう」
そこでトエック代表の伊勢と働いていたのが上本実さんです。
その後でっち亭、コーヒー美学(現COFFEE WORKS)のマスターとなりました。
コーヒーの美味しい淹れ方、スイーツ作り、最近ではピッツァ作りなど幅広く精通するコックさんです。




今回の達人タイムは、クレープ作りに挑戦!
まずは、上本さんの技を見せてもらいました!



クレープの生地を薄く、均一に焼く上本さん。
達人のテクニックに真剣な眼差しです。

クレープに添えるアングレーソースのレシピ、フルーツの飾り切りを教わりました!



トッピングをして...上本さんのクレープが完成!




それでは、自分たちで作ってみよう!
生地を薄く伸ばすのが意外にむずかしい

バナナ、キウイ、オレンジの飾り切りも挑戦しました。


オリジナルのクレープが完成!










クレープ作りの他にも!こんな遊びをしていましたー!

土手でごっこ遊び。妊婦さんごっこもしていたとか。


ミーティングで「一日中サッカーがしたい!」との声。大盛り上がりでした!


これをやらない回はない...!? 大好きドッジボール




今回、10月に作った炭を起こしで、11月に釣ったイワシの干物を焼きました!
おやつで皆で頂きました。味は絶品でした!



商売の達人さんが来てくださった今年度はじめの達人クラブ(5月)。

その回に「なつぞら」というスイーツ屋さんをオープンさせた5,6年生女子2人。

それ以来、その時期にトエック農園でとれるくだものを使って、様々なスイーツ作りをし、毎月「なつぞら」をオープンさせていました。

趣向を凝らしたおやつの数々。毎回、かわいらしい看板も作ります。

お店に行くと特典がもらえたりもします。逆に一発芸を求められることも。(笑)

おやつを作ることも、お店を開くことも、毎回工夫しながら楽しく遊んでいた2人。

今回はその2人にとって、待ちに待った料理の達人さん。そしてスイーツ作りでした!

 

達人さんのお話を聞きながら、技を間近で見せてもらいました。

そして達人さんの作ったできたてクレープを味見する子どもたち。

達人さんの技はやはりすごい!

一つひとつに感動感激で、絶賛コメント連発でした。

その後、実際に自分のクレープを作り、盛り付け、飾りつけも自分でしました。

 

自分がやりたくてやっていたことが、達人さんとつながり、さらにひろがっていく。

夢が広がるような素敵な時間でした。

 

 

☆レシピ☆

〇クレープ生地

・全卵 3個

・薄力粉 120g

・上白糖 37g

・無塩バター 25g

・牛乳 400㏄

牛乳以外を混ぜ、最後に牛乳でのばす

 

〇アングレーソース

・卵黄 3個

・グラニュー糖 30g

・牛乳 250㏄

・バニラエッセンス 少々

 

おうちでもぜひ作ってみてくださいね!



2020年11月23日月曜日

11月の達人クラブ バードウォッチング

 

達人クラブ11月はバードウォッチングの達人さん

吉田さんに来ていただきました。

 

 

吉田和人さん 紹介  

吉田さんが鳥と出会ったきっかけは小学生の時ゴイサギを保護し、

とても美しく思った所からだ。

それからお小遣いを貯めて図鑑を買ったり、

高校の修学旅行の費用で双眼鏡を買ったことも(笑)

初めて双眼鏡で鳥を覗いた瞬間、『世界が変わった』体験をする。

「今まで肉眼で見るのと、大きく違いを感じた」と吉田さん。

それ以降更に、鳥の研究に没頭。

更に大学でも4年間 百の舌を持つ鳥といわれる

百舌鳥(モズ)のナワバリについて研究。

卒業後は佐那河内村「いきものふれあいの里ネイチャーセンター」で務める。

退職してもなお、伊島(徳島)で「オオジュウイチ」の鳴き声解析で

全国誌に取り上げられる。


日本野鳥の会 会員徳島支部    

著書「阿波の野鳥」「徳島県鳥類目録」など

 

 


朝のミーティングで、「鳥の絵が描きたい」という声や、

双眼鏡をもって朝から興奮がとまらない

ウキウキした気持ちを表現する子、

それぞれの楽しみをもって始まった今回の達人クラブ。

 

 


午前中は、農園での遊びが次々生まれていました。

 

缶蹴り、宝探しおにごっこ次々と遊びが広がり、

近くにいた子も楽しそうな雰囲気を感じとって、

人数が集まってきました。

鬼に見つからないように、かくすため、考えたり、

見つかるかなとドキドキしながら遊ぶのはおもしろい!!

 


 

 

 


こちらは、男の子たち。

 

リヤカーにすのこをのせて、

どこまでいくのかな?とついていくと、、、。

 

 


そこは、秘密基地になっていました。


すのこで壁を作り、地面に杭を打ち付けて壁を固定。

ブルーシートの屋根を張り、立派な秘密基地に。

自分たちの場所ができたね!!

 





 

 

 


もうひとつのプラン。


海釣りへ行きました。

 

 

 

釣りは、エサをつけるところから自分でやります。

だからこそ、釣れた時のヨロコビはひとしお!!

 

 

 

 

 

 

こんなに釣れました!!やったね。

 


 

 

 

 

 


午後からは、達人TIME!

 

吉田さんと鳥を見るために河川敷へ。

 

 

みんな双眼鏡片手にはしる!はしる!はしる!



 

「鳥いるかなぁ~?」

 

鳥をみつけると、吉田さんが望遠鏡をセットし、

鳥が見えるようにしてくれます。 

「僕も見た―い!」と列にならびます。

望遠鏡越しに映った鳥は、すぐ目の前にいるかのよう。

感動的でした!

 

 

 

 

 

 


農園では、もうひと遊び  

一本橋渡り!!!  

 

 これが意外に難しい。


身体のバランスとりながら、渡りきったよー! 

 

 

 


  そして、みんなでぶらさがる。

 

 

 

 


その他には・・・・

 

 

卓球もしていました。

 

「玉が来たらこうやってうつんだよ」

新しく入った子にも、学年が離れている子にも

 優しく教えてくれました。

遊びのなかで自然と交流がうまれていました。

 


 

 

 

 

午前中、釣り好きメンバーは釣りへ。

以前トエックで研修生をしていたアニキが駆けつけてくれました。

つながりのある子たちは大喜び。

アニキが照れるほどのハグをしていまいた。

サビキ釣りをして、この日はイワシが入れ食い状態。

農園に戻ってきて数えると77匹!

子どもたちは「初めてイワシの群れに会った!」

「キラキラして綺麗だった!」と満足げな表情をしていました。

このたくさんのイワシ、塩水につけた後、

丸干しをして干物になりました。

 

12月の達人クラブで、

 10月に炭づくりの達人さんと作った炭を使って、

炭火焼きをして美味しく食べる予定です。

 

 

 

農園で過ごしていた5年生の男の子たちは、

柿の木に登って柿をたくさん取ってくれました。

「今日、スタッフも合わせて全員で何人おるん?」と、

みんなが食べられるように柿の数も数えてくれました。

取るのが楽しく、貢献することも、

それ自体が遊びになっている様子でした。

 

 

 

10回のうち、6回目の今回。

前期はそれぞれ仲の良いメンバーで遊んでいることが多かったのですが、

学年や男女を超えて遊ぶ姿や、遊んでつながっていく姿がたくさんありました。

 

 

 

それぞれ遊びにはそれぞれのストーリーがあります。

どれも切り離せないし、どれも大事にしたい物語。

毎月継続して同じメンバーで遊べる面白さを実感しました。

 

 

2020年10月11日日曜日

10月達人クラブ やりたいことをトコトンやる

「今やりたいこと」を子ども、スタッフで相談して一日をデザインするトエックのフリーキャンプ。 子どもたちによかれとあらかじめ決められたことをやらせるのではなく、一人ひとりの今やりたいことを表明し、調和的にやりたいことをすすめていきます。
 ここでは、今の気持ち、想いを裁かれることなく、そのまま認められます。表明されることを大切に受け止め、共感的に聴きます。 そのようにスタッフは子どもたちの心に寄り添うことを心がけています。 しかることや褒めることで、子どもたちをコントロールしません。 また、過剰な指示や禁止や命令、競争や評価であおり、動機づけするところではありません。
 ここでは、大人の思惑でいい子や都合のいい子を強いるのではなくて、心と身体の安全を見守られながら徹底的にやりたいことをやってほしいと願っています。 やりたいことをやることで湧き上がるエネルギー、好奇心。 子どもたちがやりたいことに向うときの瞳の輝き、集中力、発想力にはいつも驚かされます。 これらの原動力となる意欲はあらゆる学びの土台となります。 また、やりたいことをトコトンやる。 その営みが「自分はできる」「自分が好き」といった健全な自己愛、自己肯定感を育みます。 自分への自信が勇気と安心となり、何事にも取り組んでいける意欲の原動力になると考えます。 子どもたち一人ひとりが、答えのない人生をその人らしく生き、花咲かせられますように。 自分を生きるレッスンを、キャンプで。 大人も子供も共に重ねていきたいと思っています。 

  今回の達人クラブでも、やりたいことをトコトンする子ども達。一部になりますがその様子をお届けします。 トコトン生き物探し! トエック農園中、生き物を探し歩く。
朽木をひっくり返してクワガタを発見!コオロギを捕食中のカナヘビがいることを女の子たちから教えてもらい、これも捕まえる。 「みてみて〜。僕になついて離れない。」生き物が大好きな様子。
カナヘビとクワガタのお家もつくっていました。 お家には居心地がいいように登り木や土、枯れ草が。 生き物を想って試行錯誤した様子がみられます。
午後は農園を飛び出し、近くの川へ! ナマズを狙っていたようですが、姿は見えてもつかまえられなかったとのこと。 しかし、モクズガニをつかまえ、帰ってきました。 大きなモクズガニ! さよならミーティングでは、10匹程が浅瀬を歩いていたことなど、捕まえた様子を大コーフンでお話してくれました。
こちらはスイーツづくり。毎月お店屋さんをオープンさせて子どもたちにオヤツをふるまう女の子達。今月のメニューはスイートポテトと柿ジャムのパンケーキでした。
どろんこ大好き!今月もどろへ足を踏み入れ水遊び。
おうちづくりもしていました。一日がかりです。
卓球大会!稲刈り後の広い田んぼでサッカーや野球、ドッジボールも盛り上がっていました。
来月もトコトンあそぼう!