2017年2月8日水曜日

これぞ!! 達人芸!!

バードウォッチングの達人 

徳島県立佐那河内いきものふれあいの里 ネイチャーセンター 前センター長

今回の達人さんは  吉田 和人さん


トエック農園と農園の目の目の前を流れる岡川にて、
いざ バードウォッチング スタート!!


カラスはカラスでもねぇ…


1番目に見つけた鳥を子供達が望遠鏡を覗く。
「あっカラスやな。」
吉田さんが語りかけるように
「カラスにも種類があってね~  今のはハシボソガラスね」
「泣き方はガ― ガーね」
「逆にハシブトガラスというのもいて、泣き方はカーカーね。」
1を聞くと嬉しそうに10を語る吉田さん。
カラスの見分け方も鳴き声だけでなく、
外見の部分まで丁寧に伝えて下さりました。



出会いは突然に?!


トエック農園にいる鳥を数えると、今回は6種類に出会う。
(ハシボソガラス、カワウ、ムクドリ、ミサゴ、ツグミ、ハクセキレイ)
 トエック農園で、普段何気なく見ている鳥でも
吉田さんがいるだけで  鳥一匹一匹との出会いがドラマティックなのだ。



これぞ!!早業!!


「吉田さん あの鳥は何かなー?」
「あれはツグミだねー」
「じゃあ あの鳥も見てみましょうかー」といいながら
遥か遠くにいる鳥も 吉田さんは 造作もなく
望遠鏡で ピタッとピントを合わせる
子どもたちの興味・関心の流れが切れることなく
バードウオッチングの時間が進行しているのは
まさに吉田さんの 達人芸なのだ!

1時間足らずで・・・


今回吉田とバードウォッチングをして見つけた鳥は
なんと20種類!! 
ジョウビタキ 土鳩 コサギ シロハラ マガモ ウグイスなど

最後に


「鳥を飛て とても自由だなぁとおもうでしょ」
子どもたちは 各々に頷く。
「でも鳥の住処が人間の手によって壊されたら 鳥はとっても困るんだよね」
「鳥はどこでも生きていけるわけじゃないんよ。」
「カラスは都会でも生きていけるけど、カラスばかり増えても困る」
吉田さんは子どもたちに自然環境の大切さや
生物の多様性のすばらしさを伝えてくれた。
鳥と吉田さんから大切なメッセージを
僕たちに届けてくれた そんな時間だった。



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