2018年11月16日金曜日

半端ない集中力 ~一芸は道に通ずる~

11月は釣りの達人

オバタ父こと小畠清治さん

プロフィール

釣り人の間では有名な徳島県釣り連盟「徳島釣ろう会」(昭和8年設立)のメンバーであり、トエック代表伊勢達郎の盟友の1人。小学生の頃から釣りが大好きで、30歳に徳島県釣り連盟の名門「徳島釣ろう会」のメンバーとなる。今までに釣った大物はなんと!!チヌ52cm、グレ60cm。公式の釣り大会で入賞し、バッジをとったことも。


半端ない集中力

~一芸は道に通ずる~

傍にいる大人(達人さん)のあり方次第で、こんなにも子供達の手応えは変わるのかと驚かされた達人タイム。実際、オバタ父と過ごした達人タイム後、「あんまり釣れんかったのに、何かわからんけど、めっちゃ楽しかったなぁ~。」「大人で釣りに行くときも、あんまり釣れないのに、不思議と楽しかったですねぇ~」と、子どもも大人も口々に話す。僕もその中の1人だ。あの日釣りをした港は、気温は低く、風も強めで、コンディションはあまりよくなかった。そんな中釣り糸を海に垂らして気づくと、あっという間に約2時間経つ。スタッフが「片付けて、帰ろうか~!」と声をかけると、子供たちから「嫌だ~帰りたくな~い!」「帰ろうっていうと、あたりがくるんよなー」と声が返ってくる。想定外の子供達の情熱と集中力に驚かされた。しかしだ釣り開始から糸はすぐ絡まったり、餌が針につけれなかったり、隣の人同士で釣り糸が絡まったりと…困難の連続。釣りは好きだし憧れはあるが、経験値がまだ少ない。僕なら開口一番に「自分で糸をほどいてごらん!」と子どもに言ってしまうところだが、オバタ父は違った。造作もなく糸の絡みをとり、すぐに釣りができるよう応援して関わっていたのだ。そして何回か糸の絡みを解き、子供との関係ができていき丁度いい頃合で、「じゃあ今度は自分でやってみようか」と声かけをしていた。そのおかげで地味にじわじわとみんなの釣り熱は盛り上がっていき、次第に釣りメンバーは仲間になっていったのだ。子供達の釣りに対する熱い気持ちを大切にしながら、その子が自分のチカラでたっていける、そんなオバタ父の子供との関わりは、まさに釣りでの魚との駆け引きのようでした。そんな達人さんの在り方に感激したことや、自分の中でふっと「一芸は道に通ずる」という言葉がおりてきました。達人クラブの子ども達が、今ココの瞬間で集中して遊びこんでいることの意味の大きさを思い知らされた貴重な時間となりました。

あらゆる釣り道具お見せします

海釣りや川釣り様々な釣り道具を

子ども達に披露してくれました。






一番長い釣り竿持ってみました!

鮎釣りの釣り竿の重さと長さに

大興奮の子どもたち。

実際の長さは…




「めちゃくちゃ長いなぁ」

写真に納まりきらない程の長さの釣り竿でした。









浮きだけでもこんなにたくさん


うわっ!かっこいい

アメゴやイワナを釣る仕掛けを

ズラリと見せてくれたり、オバタ父が渓流釣りでの

おもしろいシーンも話してくれました。






投げ釣りの練習!!

針なしで重りをつけて広い田んぼに投げ込む




勢いよく田んぼに投げ込んでいく


初心者にも丁寧に教えてくれました




いざ漁港へ!

釣りの達人の技もじっくりと研究しながら、釣りがスタート!




ガガネGET!!

魚のカッコイイ持ち方を達人さんに教えてもらい、

バッチリ決まりましたね。


魚はどこへいったのやら?

釣る場所を変えたり仕掛けを変えたり、

餌のつけ方を変えたり・・・試行錯誤は続く。








フグが釣れたぞー!

食べれない魚とわかっていても

釣れる瞬間のあの引きは楽しい。






海を見ながらおしゃべり



やっときた!久々のあたり!!



アブラメGET!!

「うわっ!釣れたぞ!」「よっしゃー!」とヨロコブ子供達。

でも何の魚が釣れたかわからず、農園に帰ってから、図鑑で調べました。



丁寧に命を頂く

釣って調理するまでの一連の流れを

子供達と一緒にすることを大切にしています。




から揚げ揚がったよ~!

この日のおやつで皆で分け合っておいしくいただきました。


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