2020年9月17日木曜日

9月の達人クラブ 農園に響き渡るノコギリの音は心地良い 

 

月の達人クラブは、

山田工務店 店主の山田文夫さんと

大工の完太さんの2人に

来ていただきました。
 



 


山田文夫さんの紹介

山田工務店代表取締役社長・一級建築士

県内産を中心とした国産木材を100パーセント使用し、機械的な処理ではなく、一本一本大工による「手刻み」で仕上げる、こだわりの家づくりをされています。モットーは「ウチと施主さんとの関係には終点がない」建てるだけでなく、修理やメンテナンスも含めて行い、住む人に愛着をもってもらうことを願いながら取り組んでいます。

 

株式会社 山田工務店

773-0014 徳島県小松島市江田町字敷地前791

℡:0120411829(日・祝休み)

山田工務店のHPはここをクリック!!   http:// www.shikinoie.co.jp


山田文夫さんが記事を書いてくれました。

こちらもご覧ください。 ➡http://www.shikinoie.co.jp/post_2485.html


 

 

いよいよ達人タイムスタートです!!

まずは大工さんの大切な仕事道具の
お話しからしていただきました。
(左:大工の完太さん 右:山田さん)





両刃鋸の使い方知ってる?

両刃鋸は、左右で刃の形が違い、縦挽き用(刃が大きい方)と
横挽き用(刃が細かい方)の刃があります。
繊維(木目)に沿って平行に切るときは縦挽きを、
繊維(木目)に対して垂直に切るときは横挽きを使います。





体験でカンナを使わせてもらう。
 女の子も、男の子も強い力で、木を削る。
 まるでかつおぶしのようなうすい木がすーっとでてくる。

 

          

 



今日はつくれるのは、
まな板、鍋しき、コースターの3種類!


ヒノキのいい匂いと見た目に魅かれ、
子どもたちは作る気満々!!!




無我夢中

1時間近くノコギリを使い続ける子どもたちの集中力に
山田さんも完太さんも驚いていました。



一方お部屋の中では・・・・。


旬の素材を活かす

いつものようにパンケーキ作りを始める2人。
これが、驚くことに毎回少しずつ変わっているのです。
今回は「カボチャのパンケーキ」
カボチャは、今TOECでとれる旬の野菜。



イヤリングづくりもしました

「何色がいい?」と好みの色を聞きながら、
お互いに作り合う女の子たち。
おしゃれがしあうのが、楽しいね。




お店屋さんも開店

さらにお部屋の中では、
くじびきやがちゃがちゃ、ミサンガやイヤリング、など。
そこに外で遊んでいた子たちも来てくれて
お客さんになり、盛り上がります。




山田さんの話を聞いて、自分たちで
竹のジャングルジムに、
お家をつくる男の子たち。

自分たちでつくったところで
ごはんが食べたいということになって
ご飯を運ぶ。とちょうどそこに雨が。
「あ~。よかった、このブルーシートが屋根代わりだ」と
嬉しそうな表情をみせ、自分たちのお家で
ゆったりとご飯を食べていました。

 



卓球熱!!

卓球好きのキャンプカウンセラーがいて、
子どもたちも白熱。何試合もしていました。




広場でのケイドロと宝探し鬼ごっこ。

はじめた時は少人数だったけど、
「一緒にやろう」の声があってだんたんと集まり、
大人数の宝探し鬼ごっこ。走り続けていました!!



その頃・・・・・・。

神社へ生き物探しにいく子もいました。
とれたものを水槽に入れて観察。
たくさんとれたようです。






今日作ったまな板見せてくれました。
なんと、よくみると彫刻(マーク)があります。
自分だけのまな板作れて嬉しかったね。




農園に響き渡るノコギリの音は心地良い

達人さんが!スタッフが!驚かされた!!
達人クラブの子どもたちのノコギリの扱いの
上手さと長い集中力だ!!
ノコギリ引くが大切という達人さんの
教えを頭におきながら真剣にノコギリを引き、
制作中に上達していく子。
綺麗にノコギリが引けているか
何回も慎重に確認する子。
「いったい何時間ノコギリを握り続けているんだ!!」と
言いたくなるくらい顔を真っ赤にして、
一生懸命ノコギリを弾くその子の瞳は輝いていた。
どの子も一切やらされていない。
響き渡るノコギリの音がなんとも心地良い。
やりたい子達だけが夢中になり遊んでいる場の
チカラはやはり想像以上にスゴい。
次回の達人クラブも楽しみです!!

トエックのようちえんスタッフ 坂本 亘(もぐら)


 


 

2020年7月18日土曜日

7月 カヌーの達人、新居拓也さん

7月の達人クラブは、カヌーの達人、新居拓也さんに来ていただきました!



新居拓也さんプロフィール
山小屋従業員、うっかり冒険家。2016年からカナダ、アラスカのユーコン川をカヌーやカヤックで旅している。2018年には源流から中流までの1600㎞を漕破。現在は海までの残り1600㎞に向けて準備中。



今回の達人クラブは1泊2日のキャンプ!
本来は那賀川でのカヌーの予定でしたが、増水により、初日は農園で過ごすことになりました。

さっそくテントを設営したり、中当てドッジ、どろんこ、竹のジャングルジムで遊んだり、各々好きな時間を過ごしました。


ひとしきり遊んだあとは
...
拓也さんが到着!達人タイムスタート!

冒険中は熊よけや食事のために、どんな天気だろうとたき火を起こさなくてはなりません。雨にぬれた薪でどのように火を起こすか、実際に広場でやって見せてもらいました。





その後、ユーコン川をカヌーで冒険したときの話を、写真や動画とともに話していただきました。
冒険中の食事のこと、熊やビーバーなどの動物と遭遇した時の話、川や天気の変化、寒い現地の食糧保存(スモークサーモン)、出会った旅人、山火事のこと、街の文化や歴史など、たくさんの話を聞きました。クロクマの足跡に石膏を入れてかたどったものも実際に見せて触らせてもらいました。どの話も子どもたちは興味津々でした!


全行程3200㎞の内、半分の1600㎞まで漕いだたくやさん。この川がどのように海までつながっているか見てみたいそうです。現在新型コロナウイルスのことで、次にいつ行けるかは分からないそうですが、いつか漕破できるよう応援しています!


達人タイムの裏では、おやつ作り。これにも狙いが...




今日(7月11日)は拓也さんのお誕生日だったんです!

つくったハチミツパンケーキでお祝い!

ここで拓也さんとはさようなら。
貴重な時間を使って来ていただきありがとうございました!


夜は昆虫探しや、紙ヒコーキ飛ばし大会が盛り上がりました。



2日目

2日目は天気も回復。

朝から縫い物をして、ペンちゃん作り。

ペタンク


工作も。ナイフの柄を造る!


朝ごはんを食べたあと、いよいよ海!


淡島海岸にてカヌー!


カナディアンも。
沈した(させた?)カヌーを救出。




砂の中に腕を入れて...穴掘り中。
このあとシオマネキも見つけたんです!

砂に埋まって〜カメ?


焚き火チーム




砂風呂。暖かくて気持ちいい!




ストレスや危険とうまく付き合うことで格別の体験を!!

 「ちょっと危険な遊びよなー」と気をつけながらごはん炊きをするこのシーンが強く僕には残っている。普段の生活では炊飯器のスイッチひとつ押すだけで簡単に美味しいご飯が炊けるがキャンプとなるとそう簡単にはいかない。

 焚き火の煙が目に染みたり、火が上手くつけられなかったり、火加減やどのくらいの時間炊けばよいのか?など・・・様々な困難が立ちはだかる。その中で自分で考えたり、試してみたり知恵をもらったり、仲間と助け合ったりして、美味しいご飯が炊けたのだ。焚き火で炊いたお釜ご飯は格別に旨い。ご飯がふっくらしていて僅かだが焚き火の香ばしい香りが口の中に広がる。おこげも最高で子どもたちは喜んでいただく。また苦労して出来上がったからこそより美味しく感じる。

キャンプにはストレスや危険が必ずついてまわる。夏のキャンプでいえば蚊やスズメバチ、猛暑や雨が降っていたら足元が汚れるなどたくさんある。不慣れであるとつい敬遠したくもなるかもしれない。それでも仲間と一緒にその困難に対して協力したり、工夫することで、キャンプの楽しさに出会っていく。この瞬間はとてもかけがえのないものだと改めて痛感した。







2020年6月19日金曜日

5月の達人クラブ 釣りの達人と、海へ。



5月の達人クラブは釣りの達人である
小畠清治さんが来てくれました。


小畠さんは、小学生の頃から釣りが大好きで、30歳に徳島県釣り連盟の名門「徳島釣ろう会」のメンバーになりました。今までに釣った大物はなんと!!チヌ54cm、グレ57cm タイ60cm公式の釣り大会で入賞し、バッジをとったこともあります。



小畠さんは魚拓の絵を子どもたちに見せながら、
釣りってものすごく頭を使う。だからこそ、
その為に100通りの攻めのパターンを考えておく必要があるのだと語った。
また、釣りが釣れるか、釣れないかは
魚のキモチになることだよ。ということを教えてくれました。
イメージのスポーツなんだよという話があり、
みんな食い入るように聞いていました。



子どもたちは「魚が何食べたいかなー?」って考えたり、
「ここに泳いできそうだなー。」って思ったり

さぁ、海へ!行ってみよう。



笑いが止まらないぐらい

たくさん釣れました!!

なんとその数90匹!!









 
釣った魚は子どもたちとさばいて唐揚げにしました。






一方農園で過ごした子どもたちは・・・


椅子をつかって農園の田んぼ中に線路を書いた子。

「見てみて。坂を降りるときだけ手伝ってもらったけど、
全部一人でやったよ。」誇らしげな表情。
女の子たちがやってきて「なにこれ!面白い!」と
線路に沿って田んぼを何周も走る。


線路を作った男の子も一緒になって走り出す。







ヤマモモが豊作。ヤマモモとりが遊びに。



採ったヤマモモを食べれるお店も開店!




「なつぞらやさん」パート2

前回の達人Timeのお店屋さんが面白かった2人は
続けてお店屋さんづくりをしました。

      女の子たちはヤマモモゼリーをつくってみんなにふるまいました。







やっぱりどろんこ遊び!



サッカーも盛り上がりました。



大人数でのサッカーを土手から見る二人の子。

「サッカー、一緒にする?」声をかけると「いい。見てるだけ。」との返事。
見ているのが二人の今にとってちょうどよいのだろう。
試合の展開にワクワクしながら、いい表情でみている二人。
二人の空気はとても穏やかで、かつ、二人はとても楽しそうだった。
見ててもサッカーしているんだなと感じた。

遊びが鬼ごっことなると立ち上がり、大人数の中に入って走り始める二人。
自分のタイミングで、やりたい気持ちが溢れて走り出す姿。
その純粋さが気持ちいい。

鬼ごっこはなんとも楽しそうに展開していった。

「サッカーを見ているだけの二人」をどうみるか。
「見ているより、やったほうが面白いから」とか
「なにか心配なことがあって大人数に入れないのでは?」


大人の思惑でその子を問題がある子として見ることや、
大人の関わり一つで一人ひとりのペースを壊すことも簡単だ。

「二人は見ている方が楽しい人」なんて決めつけてしまうのも違う。


達人クラブでは、子ども一人ひとりの存在や
その子のペースを大切にしたいと思っています。
「やりたいこと」をやる「フリー(自由)なキャンプ」の中で、
子どもたちが誰かの思惑や期待に応える必要もなく、
誰かにきめられる(きめてもらう)でもない。
自分の心で決め、考える「自由」。

その営みを保障し、寄り添いたいと思っています。


2020年5月22日金曜日

達人クラブ2020スタート!

2020年度の達人クラブがスタート!

5月の達人さんは、武市笑店の店主 武市卓也さんでした。

(通称:たくちゃん)




達人さんプロフィール

徳島県上勝町出身。武市笑店は上勝町旭地区にある商店で、スーパーやコンビニのない上勝町で「パンツからドンペリまで」をうたい文句に、町の人に必要な商品なら何でも仕入れてきてくれる頼りになる商店です。高齢で買い物に来れないお客さんのため、移動販売も行っています。たくちゃんは高校卒業と同時に店を継ぎ、以来「武市笑店」の店主として地元の人に愛されています。 また山に囲まれた上勝町で、その自然を生かしたユニークな取り組みで脚光を浴びているのが、「上勝ヤッホー調査隊」ヤッホーと山に向かって叫ぶとそれが反射して返ってくるあの山びこにもっと親しんでもらおうと、山びこに関する知識やホラ貝を吹く能力を試す「やっほー検定」を行ったことで、地元の大自然を観光資源に昇華 。なんとあの「にじ」をカバーした遊助も、卓ちゃんの「ヤッホー検定」を受講したり、数多くのメディアにも取り上げられました。




今回の達人タイムはお昼からということで、午前中は自由に遊んだり、達人タイムの
ためのお店の準備をしました。



さっそくお店の準備。なんのお店でしょうか。


甘夏の皮をむいて、こちらも準備中。


一方では、折り紙を折ったり。


久しぶりにに集まったメンバーで、大好きな工作も。


トエック農園の用水路や神社へ行き、で生き物さがし。
イモリやメダカ、ドジョウ等をゲット!


今回のお昼ごはんはお弁当でした。それぞれ好きな場所でいただきます。


机の下でご飯を食べるのも楽しそう。


秘密基地を作ったメンバーたちは、秘密基地でごはん!

午後からは達人タイム!

武市卓也さんから、商売のポイントやルールを教わり、みんなでお店を開いてみよう!の時間。

実際におはじき(お金)を使って、商品とお金のやりとりする中で、
「なにを売る?」「どのように売る?」「値段はどうする?」などを相談しながら、お店を作りました。


お店の一部を紹介します!



朝から準備したくじ引きやさん


ホットケーキ&甘夏ジュースのお店


午前中に折った折り紙で、折り紙やさんをやりました。


こちらは用水路の生き物の水族館!
メダカすくいやイモリすくいができるんです!


達人タイムだけでなく...。
どろんこ大好きなメンバーでどろんこ遊び!
自由に過ごせる。それを周りも保障しているのがトエックのキャンプです。

想定外なことが起きた。子供達が夢中になってやっていた遊びが結果的にお店屋さんになるなんて!!午前中からお店の仕込みをする子もいたが、ただただ単純に自分の好きなこと、たたかいごっこや折り紙、生き物さがしなどをして楽しく過ごしていた子供達。達人タイムがスタートすると、生き物さがしをしていた男の子達は「いっぱいお客さんが来てくれるためにはどうしたらいいのだろうか」とみんなで知恵を絞り水族館からイモリすくい屋さんへ。自分がやりたくてやった折り紙を欲しいという人がいたことで瞳が輝いた子。それぞれの興味・関心でお店屋さん熱に火がつき、結果的に子どもたちのやっている遊びがお店として次々と開店していきました。
その姿は「自分の好きなことや得意なこと」「ココにあるもの(資源・人脈など)」を生かし商売につなげた今回の達人 武市卓也さんに重なるものがありました。そうすると子供達の作ったお店や子どもたちの表情がより際立って美しく見えました。
子供達にカッコイイ大人やいろんな生き方をされている その道の達人さんにこれからも出会わせていくことは面白いと改めて気づかされました。
次回の達人さんも乞うご期待!